Doki Doki Literature Club!(ドキドキ文芸部)をプレイした感想

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 噂には聞いていたがやらずじまいだったので今更プレイ。

海外産だが有志の日本語化パッチがあったので導入して進めていった。

既にネット上には腐るほどレビューが投下されておりネタバレもクソもないだろうが、一応ネタバレ回避&ショッキングな内容のため【閲覧注意】

 

初っ端は幼馴染のサヨリ(左のリボン)に文芸部に誘われてナツキ(ピンク髪)、ユリ(黒髪ロング)、モニカ(茶髪ポニテ)と知り合いハーレムを堪能出来る。

可愛らしいイベントCGとか他愛もない会話とかで青春成分をこれでもかと摂取出来るのでまさにドキドキ文芸部といった感じ。以下参考CG

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部としてまとまり始め、文化祭での出し物を頑張ろう!と意気込んでいた矢先、サヨリが唐突にうつ病であることを主人公に打ち明ける。

この辺で不穏な空気を漂わせつつシナリオを進めていき文化祭当日になると…

 

ヒロインが自室で首吊って死んでいた

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ちなみによく見ると指先が赤くなっているが、もがき苦しみながら首元を掻き毟ったからとモニカが後に解説してくれる。高い位置から飛んで頚椎折ったほうが楽なのでみなさんも真似しないように。つーかこれロープどこに結んでるんだ。

 

うつ病で朝起きられないヒロインが永久の眠りについたところで強制タイトル画面。自殺した時点でsayori.chr(キャラクターのデータ)が消滅するのでセーブデータのロードもできない。バグっているが気にせずレッツ、ニューゲーム

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2周目からは露骨にホラー演出が入り狂った世界観が浮き彫りになっていく。

1周目で主人公LOVE要素を小出ししていたユリちゃんが積極的にアピールしてくるのでユリちゃん好きは必見。

ちなみにこの子、テンションが上がると興奮のあまりリスカ(手首どころか腕全体)する変態性癖を持っておりそれ用のナイフも収集している。

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まともに見えたナツキちゃんも家庭環境が歪んでおり顔をバグらせたり首へし折りながら突っ込んでくる(ナツキルートより)

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禄なヒロインがいない文芸部にうんざりしながらもユリルートを進むと情熱的アプローチがついに臨界点を超え告白シーンに移る。

世界一嬉しくない告白に返事をするとユリちゃんのテンションが上りすぎてジャパニーズハラキリスタイルを披露してくれた。

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こっから金曜の放課後→土日挟んで→月曜までバグったテキストをひたすら垂れ流しながらユリちゃんの遺言を聞く羽目になる。速度最大にしてオートで進めるのが吉。目から生気が失せ、血が乾く様が生々しいがあまりにもしぶとすぎてギャグにしか見えない。デスノ劇場版でもがく月(藤原竜也)並にしぶとい。f:id:hrkt3:20180701035918p:plain

 

月曜まで付き合ってあげた主人公も十分狂っている気もするがその辺はスルーして話を進める。ナツキちゃんが現場に到着しゲロイン要素まで披露するファンサービス。

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このハラキリ→遺言→ゲロの流れがシュール過ぎて不謹慎だが大笑いしてしまった。

 

物語は3周目に突入し、閉鎖空間でモニカと二人っきりになる。(通称:Just Monika)

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そこで告げられるのは

・自分はこのゲームの世界の住人だが外の世界(プレイヤー達の世界)を認知している

・他の3人はその事を知らない

・偽りの世界と理解しながらも住人として振る舞うことに気が滅入っていた

・そんな中で出逢えたあなた(主人公ではなくプレイヤーのあなた)に恋をした

・この世界はバグっておりどうあがいても悲劇的ルートを辿ってしまう

・3人のchrファイルを削除して二人きりの空間を作った

・私はあなたの世界へ干渉できないけど、ここでずっと待っているからね(はぁと

といった感じの内容。そこからは1~2時間他愛もない雑談を続けることもできるが、彼女もプログラム上の存在のため話題がループしてしまう。

そもそもモニカのデータしか残っていないので一度ゲームを終了させて再開させようがずっとこの状態が続く。進行のため断腸の思いでmonika.chrを削除。

ここから先の4周目(真END)はぜひとも自らの手でプレイしてもらいたい。

 

 ネット上ではホラー/グロ要素ばかり騒がれがちだが、最後までプレイした身としては詩の内容やモニカとの会話から「この世界と自分とはなんぞや?」と考えるきっかけになる良いゲームだったと思う。その自分の考えを詩で表現すれば別の世界が見えてくるのかもしれない。

 

あっ、ヤンデレは結構です。(おわれ)